■ ソリッドガラス2.1 設置手順 ■
《 概要と設置環境 》
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このような窓を例として設置手順を説明します。
15度を下回ると両面テープの初期粘着性が低下します。
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設置中は、結露のない状態にします。
プライマーを使用する場合でも
設置中は、無結露の環境が必要です。《 おもな結露対策 》
1. 窓を5センチほど開け、
[ 室外]と[ 室内 ]の温度と湿度を同じにする。2. 気温が高く湿度が低い、晴れた昼間に設置する。
3. エアコンを除湿モードにする。
4. 加湿器を停止する。 等
《 設置前の準備 》
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■ 用意するもの
・消毒用アルコールスプレー※
( ガラス面清掃用 )・ふきん 又は、ペーパータオル
・養生シート ( 付属品 )
・ヘラ ( 付属品 )
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※アルコールスプレーについて
※アルコール揮発後、これらの成分がガラスに付着し、
保持力を低下させます。
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ガラス面のクリーニング
クリーニング後、30分ほど放置して
ガラス面を完全に乾燥させます。 -
- プライマーを使用する場合 -
ガラス面の乾燥後、両面テープが当たる部分にプライマーを塗り、
20分乾燥させると設置可能な状態となります。プライマーの耐水効果を充分に出させるには、
[ プライマーの塗布→ソリッドガラスの貼り付け ]から
20時間、無結露の状態が必要です。
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《 A面の設置 》
ソリッドガラスは、ガラス面の部位範囲ごとに
包装 明記されています。ガラス面の部位範囲は、
規格寸法品、 カット品[右タテ]、 カット品[上部ヨコ]
で区分しています。 -
付属品の養生シートを広げ、
裏面( 不織布側 )を上にして並べます。各面ごとに包装を開き、設置面と同じように
並べておくと貼り間違いがありません。
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1段目の両面テープの薄緑の剥離フィルムを剥がします。
ほこりの付着を避けるため、1段ごと剥離フィルムをはがします。
※1枚ずつ、はがして設置しても構いません。※アイスピック等の太い針をフィルムと粘着部の境界に差し入れると簡単にめくれます。
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左下から横に貼っていきます。
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■ 1枚目を貼ります。
※ 始めから強く貼ると貼り直しが難しくなります。
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貼付け位置に問題がなければ、
両面テープ部分を 5秒間、静かに圧着します。貼り直しをする場合は、圧着する前にはがします。
[ 次項参照 ]
■ 貼り直し方法
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《 2枚目以降の貼り付け 》
《 底部を支点にして圧着 》 を繰り返します。
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《 2段目以降の貼り付け 》
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B面も 《 梱包の開梱から貼り付け 》まで
A面と同じ手順で貼り付けます。
《 スキマの処理 》
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防音ペーストでスキマを埋めます。
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設置完了です。
設置完了から約20時間経過で
保持力が安定します。