壁と窓の防音 / 自分でできる防音-アン・ノイズ

■ 賃貸住宅でも設置可能。 低音・重低音に対応する防音壁 ノイズクリアの設置方法

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■ ノイズクリアの設置方法と撤去 ■

- 始めに以下の点をご確認下さい。-

  • 5階以下の部屋である事。

    5階以下の部屋である事

    ノイズクリアは、
    6階以上の居室には設置できません。

  • 石膏ボード下地、
    又は、
    木質下地の壁である事。

    石膏ボード下地、又は、木質下地の壁である事。

    画びょうが刺さらない壁には、
    設置できません。

    ※硬質石膏ボードには、設置できません。
    [ 確認方法:画びょうが全く刺さりません。]

    石膏ボードの壁には、極細のピン(針)で、
    木質の壁には、足の長い画びょうで設置します。

  • 音がどこから来ているか
    はっきりと分かる事。

    音がどこから来ているかはっきりと分かる事。

    どこから音が来ているか
    不明瞭な場合は、効果がないか、

    限定的な効果にとどまります。

    限定的な効果について新しいタブで開きます。

以上がノイズクリアを設置できて、
効果がある場合です。

■ ノイズクリアの設置手順 ■

  • ピンで固定しながら積み上げていきます。

    8本のピンで固定しながらノイズクリアを積み上げていきます。

    ◆しっかり1段目をセットすれば、あとは積み上げて固定していくだけです。

  • 床に接する部分は、下部の出っぱりを切り落として、ウレタンマットの上に設置します。その後は、そのまま上に積んでピンで固定します。

    ※左壁に当たる部分は、左の出っぱりもカットします。

    ※カットした出っぱりは、最上部で使います。( 左も同様 )

■ノイズクリアは10段(約3m)まで積み上げる事ができます。

- ノイズクリアの設置できる条件 -

  • 設置できる3条件:1.位置を保持できる壁があること。2.壁の下地が石膏ボードであること。3.ノイズクリアを支える床があること。です。

  • 《 設置できる部分と設置できない部分 》

    設置できる部分と設置できない部分/ 窓やドアがある部分とその上部は、ノイズクリアを設置できません。

- ノイズクリアの保持安定性 -

  • 8本のピンでしっかり保持します。

    ピンをフェルトに刺し、ノイズクリアを固定している状態の画像。8本のピンでノイズクリアを保持します。

    1ユニットを8本のピンで保持することで震度6強の揺れに耐える事ができます。

    ■ 1本のピンの引抜き抵抗: 約 1.35kg  ‖ 1.35kg×8本=10.8kg ‖ ノイズクリア 1ユニットの質量3.6kg ‖ 10.8kg/3.6kg=3G ‖ 3G = 約 2900ガルの加速度に耐える事ができます。

    《 熊本地震での最大加速度: 1,580ガル、阪神淡路大震災:891ガル、東日本大震災[宮城県]:約2900ガル( 震度7 ) 》

     ピンの角度と引抜き抵抗について ▼

    ■ 9ミリ厚の石膏ボードにピンを45度の角度で挿した場合の引抜き抵抗。

    ピンの引抜き抵抗 / ピンを石膏ボードに45度で刺し込んだ場合、引抜抵抗は、1.35kgです。90度で刺し込んだ場合、引抜抵抗は、0.1kgです。

    45度の場合、引抜こうとする際、ピンが湾曲し、石膏とピンとの接触面で摩擦抵抗が増加します。

    ※12ミリ厚の石膏ボードの場合、引抜き抵抗は、1.6kg以上になります。

    ノイズクリアは、6階以上の居室には設置できません。

    ノイズクリアの保持安定性は、中低層住居における耐震性を基に設定されています。 高層住宅では、地震による加速度が地上の3倍以上になる事があり、その場合、固定しているピンや画びょうが抜け、ノイズクリアが落下する恐れがありますので、6階以上の居室には設置する事はできません。

     » 東日本大震災における書棚の転倒率 / 階層別 新しいタブで開きます。

    ご理解頂きます様、お願い申し上げます。

     » ピンを使用しない設置方法.pdf 壁からの重低音・低音を防音する 防音壁 ノイズクリアのピンを使わない設置方法 / 新しいタブで開きます。

    《 石膏ボードアンカー 》を使ってノイズクリアを固定する方法です。
    ピン固定に比べ6倍の保持力があり、6階以上の居室でも設置できますが、壁に大きめの穴が多数あきます。( ノイズクリア1ユニットで3箇所 )

  • ■ 平静時、ピンに負荷は掛かりません。

    水平方向の力 (おもに地震) や振動時に負荷が掛かります。

    ノイズクリア側面画像 / ノイズクリアの荷重は、床に全て掛かります。ピンの役割は、位置の保持のみで地震などの水平方向の力が掛かった時に働きます。

     ※ウレタンマットは、約 2ミリ沈み込みます。

    ■ カーペット敷きの床の場合は、ノイズクリアの梱包(約20kg)を壁面に並べて半日ほど放置し、カーペットをへたらせてから設置します。

    ■ ピンは、ピンホルダーで刺し込みます。

    ピンホルダーでピンを刺し込みます。/ 45度ガイドの先端を壁に近付けてフェルト越しにピンを壁に刺し込みます。

    ピンが細く曲がりやすいので、奥のナット穴からピンヘッドをずらしながら挿し入れていきます。 [ 手の力だけで挿し込めます。 ]

    ※1本のピンの挿し込み時間:10〜15秒。 

    ●ノイズクリア 1ユニットの設置時間:約3分です。

     » ピンの刺し方 壁からの重低音・低音を防音する 防音壁 ノイズクリアを設置する為のピンの固定方法/ /新しいタブで開きます。

画びょう と ピン(針)の刺し跡の比較

  • 長足画びょうとピン(針)の刺し跡の比較。画鋲の針の直径は、0.9ミリです。ピンの針の直径は、0.55ミリです。下に各々9箇所刺して抜いた跡があります。跡の違いをご確認ください。

    ◆ ノイズクリアは、石膏ボードへの影響が最小限になるよう極細のピンを採用しています。
    ※ノイズクリア設置による欠損[ピン(針)穴の面積]は、全体の0.001% (10万分の1) です。石膏ボードの強度に殆ど影響を与えません。

  • ■ 壁が木質の場合、
    足の長い画びょうで固定します。

    長足画びょうの画像 / 針の長さが長いので遮音シートを壁に確実に貼ることができます。

    ■ 長足画びょう [ 標準付属品※ ]

    ※ご注文ページで木質合板用を選択された場合。

    特長:針の長さが11ミリと長い為、
    木質の壁にしっかり固定できます。

    長足画びょうと普通の画びょうとの針の長さの比較の図

    長足画びょう  通常の画びょう

    木質の壁は、引抜き抵抗が強いので7ミリ刺さっていれば、充分安定保持できます。

    ※フェルトの柔軟性を考えると、実際には、8ミリ以上ささります。

    ◆木質合板の確認方法:

    壁の目立たない場所に画びょうを刺してみて、刺すにも、引き抜くにも力が要る場合は、木質合板です。

     » 長足画びょうによる設置方法.pdf 壁からの重低音・低音を防音する 防音壁 ノイズクリアの画びょうを使った設置方法 / 新しいタブで開きます。

    画びょうによる設置は、
    原状回復の面で問題があります。

    賃貸住宅での画びょうの跡について。 ▼

    通常、画びょうの穴による下地ボードの張替は不要であり、通常損耗の範囲内であるなら、壁紙を張り替える場合の費用は大家さんの負担(家賃に含まれている修繕費)というのが現在の線引き(判例)のようです。

    木質合板の場合、石膏ボードよりはるかに頑丈ですので下地材としての機能に影響が出るとは思えませんが、多数の画びょう跡を管理会社や大家さんがどう判断されるか不確定ですので、原状回復に問題ありとしています。

    »原状回復について/全国賃貸不動産管理業協会新しいタブで開きます。

- 大まかな設置手順 -

  • 既存壁の状態画像
  • 床にウレタンマットを敷きます。
  • 1段目を設置します。
  • 左端から積み上げていきます。
  • ここまでの完了図 / 壁面の大部分が設置完了。
  • 天井に接する部分のノイズクリアをカットして設置します。
  • 右壁面に接する部分のノイズクリアをカットして設置します。
  • 壁面と接する部分のスキマを遮音シートと油粘土で塞ぎます。
  • ノイズクリアの設置完了の画像です。
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次へ

※ 画像の上にマウスを乗せるとスライドが止まります。 / ●をクリックすると画像が切り替わります。

ご注意: 石膏ボード下地の壁に、画びょうを使ってノイズクリアを設置する事はできません。 地震の際、非常に抜けやすく危険です。

接着剤による設置について

ピンや画びょうが刺さらない壁での接着剤による設置は、固着途中に次のユニットを上から乗せていくため、ずれによる接着不良が生じます。また、壁紙の種類によっては、防汚処理されたものがあり、はがれやすく長期保持できません。弊社としましては、 耐震上、接着剤での設置は不可とさせて頂きます。 また、両面テープでの設置も不可とさせて頂きます。

- ノイズクリアの加工性 -

  • のこぎりできれいに切断できます。

    のこぎりでノイズクリアをカットしている様子

    のこぎりで任意の寸法にカットできます。

    ◆のこぎりに慣れていない人でも切断ガイドを使う事で直線かつ垂直に切断する事ができます。

    木材に比べて、簡単かつ低騒音でカットできます。
    [ 1カットの所要時間:約2分 ]

    △ ノイズクリアをカッターナイフでは切断できません。[遮音シートが挟まれている為、摩擦で刃が抜けなくなります。]

  • 直線かつ垂直に切断できます。

    ノイズクリアのカット断面の状態画像/ きれいに切断できます。

    垂直に切る事で、音漏れとなる隙間を極力少なくできます。

    ※裏面のグラスウールは、簡単に外せ、切断後に再装着できます。

    ( 旭ファイバーグラスのアクリアマットを採用していますので、チクチクしません。)

      採用しているグラスウールについて ▼ 

    ■従来のグラスウールのようなしつこいチクチク感がありません。

    手の甲で触れても殆んどチクチクしません。

    ※皮膚が薄い方の場合や敏感肌の場合は、チクチクする場合があります。

  • カット可能なパターン/ 上からの荷重を考えて、無理がなければカットする事ができます。
  • カットできない形/ 上からの荷重を考えて、無理があれば、カットできません。
  • ◆ カットが必要な部分 [ 標準的な割付 ]

    標準的な割付の場合、端部で切り落としたノイズクリアの半端は、使用しません。

    ◆ 不使用分を合体させる事で[ 無駄の少ない割付 ]が可能です。

    無駄なくノイズクリアを使う場合、使用しない半端を集めて合体させます。

    ■ 所要時間:約5分

  • [ 無駄の少ない割付 ]の場合

    無駄の少ない割付の場合、標準割付で使わなかった半端部分を集めて合体させて使用します。

    ■ 1カットの所要時間 ( 約 )

    左端 部分:30秒。下端 部分:40秒。右端 部分:1分半。上端 部分:2分。 ※慣れるとさらに早くなります。

    ■ 不使用部分の廃棄について

    石膏ボードが含まれる製品は、一般的な[不燃ごみ・粗大ごみ] としては出すことができません。産業廃棄物扱いとなり、2万円〜4万円の処理費用が掛かります。

    [ 無駄の少ない設置 ]の場合に出る不使用分程度なら、保管も可能です。

- スキマの処理 -

  • 遮音シートと油粘土でスキマを塞ぎます。

    天井に接する部分のスキマを遮音シートと油粘土で塞いだ様子

    2センチ〜3.5センチのスキマを作り、遮音シートと油粘土で塞ぐ事で壁からの振動伝達を低減する事ができます。

  • 遮音シートを曲げてスキマに入れ、油粘土を押込みます。

    遮音シートと油粘土でスキマを塞ぎます。

    油粘土が直接天井面に付かないのでシミになりません。

    ※遮音シートと油粘土は、標準付属品です。

  • ノイズクリア同士のスキマは、防音ペーストで塞ぎます。

    防音ペーストによるスキマ処理手順の様子

    床面の歪みや壁面のむくり、弊社の組み立て精度※などにより、細かいスキマができます。( おもに縦方向 )

    ※ 精度は、誤差 0.3ミリ以内を目安に組み立てています。

  • - 防音ペースト -

    防音ペーストの使い方 / ノイズクリア同士にスキマがある場合。1.一旦ノイズクリアをずらし、側面に防音ペーストを塗ります。 2.元に戻すとペーストが広がり隙間が塞がれます。

    高比重物質を配合した防音性の高いペーストです。
    ( 標準付属品 )

    伸展性が高く、断面に塗り付け、ノイズクリアを突き合わせるだけでスキマの細部まで広がります。

    遅乾性のため、急いで突き合わせる必要がありません。

    乾くと壁紙と同じ色になる様、調色してあります。

    固着強度を弱めているため、撤去の際、簡単に外せます。

    親水性のため、はみ出たペーストは、水にぬらした雑巾などで簡単に取り去る事ができます。

- 設置上の注意点 -

  • 保管位置について

    ノイズクリアの保管位置について / 床が抜けないよう集中荷重を避け、端に置きます。

    重量がありますので、部屋の中央に集中して置かないでください。 床が抜ける恐れがあります。

    ※ノイズクリア50ユニットで180kgになります。男性3人が部屋の真ん中にいる状態です。

    壁際か数箇所に分散して置いて下さい。[ 壁の下には、梁がありますので床がたわむ事はありません。 ]

  • ノイズクリアでしてはいけない事

    間仕切壁としての使用天井への設置

    間仕切壁として使用すると地震の際、大きく揺れて倒れますので間仕切壁としては使用しないで下さい。/ ノイズクリアを天井に設置すると天井が破損します。

    ◆間仕切壁として使用する場合は、地震の揺れに耐えられる合板壁を設けた上での設置なら安全です。ただし、床のたわみについての検討は必要です。

    ◆天井面への設置は、いかなる下地に設置しても危険です。常時掛かり続ける自重と階上から歩行振動などにより、既存の天井の破損、ノイズクリアの落下の危険があります。

  • ■ 床面への設置について

    陥没と継ぎ目の弱い部分をカバーすれば使用する事ができます。

    床面への設置 / 椅子や足の踵によりノイズクリアが陥没しますので、床に設置する場合は、設置したノイズクリアの上に合板を敷きます。

    ◆ 約10センチ床面が上がる事になります。

    ◆ 床のたわみは、荷重が分散している為、それほど大きくありません。

    ※ 片面弱粘着力の両面テープは、弊社でも販売しています。

  • ▼ 部屋が約9センチ狭くなります。

    部屋の幅が9センチ狭くなります。

    ■ 設置時間:7時間〜8時間

    設置には時間が掛かります。

    内訳:
    床面の養生 15分 / 道具揃え 10分 / ウレタンマットの敷設 10分 / ノイズクリアのカット 20分 /
    ノイズクリアの設置 2時間半〜3時間 /
    ノイズクリアのカットと接合 2時間 / 端部の設置 45分 / 油粘土によるスキマ処理 1時間 / 後片付け 30分

    ※上記時間は、6帖間長辺方向の壁に急がないで設置した場合の所要時間です。

- ノイズクリアの撤去と再利用 -

  • ■ ノイズクリアの取り外し方法

    撤去が簡単で、再利用できます。/ 8本のピンを抜いてノイズクリアを右にずらして外します。

    ※ピンは、ピンホルダーで抜きます。

    » 撤去手順 / ピンの抜き方新しいタブで開きます。

  • 外したノイズクリアは、再利用できます。

    撤去後の梱包 /1.取り外したノイズクリアを上下交互に置き、6ユニット1セットでまとめます。(6ユニットで21kgになります。)2.巻きダンボールで梱包します。

    保管には、半畳のスペースが2箇所必要です。
    ( 60ユニットの場合※ )
     [ 重量物のため、2箇所に分散して置きます。]

    ※6帖間の長辺方向の壁に設置した場合、約60ユニット必要です。

- 防音材 リユース情報ページを開設しました。-

不要となった防音材を有効利用する為の
情報提供ページです。

 防音材 リユース情報 不要となった防音材を有効利用する為の情報ページです。

ノイズクリアを廃棄する場合、一般的な[不燃ごみ・粗大ごみ] としては出すことができません。

※石膏ボードが含まれている製品は産業廃棄物の扱いとなり処理費用が掛かります。

- 応用例 -

  • ◆ 側壁がなく、窓やドアの場合。

    側壁がない場合/ ノイズクリアを部分切断し90度方向を変えてネジで固定します。

    ※グラスウールは、省略して表現しています。

    ※ネジは、石膏ボード用50ミリを使用します。

  •   ◆ 入隅 / 出隅

    入隅 / 出隅は、壁に接しないようにしてノイズクリアを付き合わせます。

    ※切断してから設置しますのでミリ単位の精度は出ません。
    ( 5.5センチ以上になるとAのノイズクリアが浮きます。)
    短めに切って、最後に油粘土を押し込むほうが作業がしやすいです。

» ノイズクリアの必要量計算重低音・低音を低減するノイズクリアの必要量計算 / 新しいタブで開きます。

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