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■ ソリッドガラス 《 Q&A 》

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ソリッドガラス / よくあるご質問

窓に貼る防音材 ソリッドガラス / 新しいタブで開きます。

  • ソリッドガラスSCによる熱割れリスクについて

    Q: ガラスの熱割れについて、分かりやすく教えて下さい。

    A: ガラスの熱割れとは、太陽の熱などでガラスの一部だけが熱くなり、 温度差に耐えきれずひびが入る現象です。

      ガラスは温まると膨らむ(熱膨張)性質があります。 日の当たる部分は、熱くなって「膨らもう」とします。 しかし、サッシに隠れた端の部分は、熱が伝わりにくく「冷たいまま」で膨らみません。

      この「膨らみたい部分」と「膨らまない部分」の引っ張り合いが、ガラスの強度を超えた瞬間にピシッと割れてしまいます。

    Q: 熱割れ計算で「設置可能とされたペアガラス」に ソリッドガラスSCを貼って
    熱割れする事はないと考えてよいですか?

    A: 熱割れに関してのガラスの端の許容応力(強度)は、17.7MPa[180.5 kgf/cu ]です。ガラスメーカー、ガラスフィルムメーカーの熱割れ計算でも発生応力が17.7MPa未満ならば施工できるとしています。

      弊社の熱割れ計算は、3M社の熱割れ計算システムの判定後、さらにハードルを上げて 発生応力が13.3MPa[135.6kgf/cu ]未満の場合に限り設置可能としていますが、それでも「絶対に熱割れしない」と断言する事はできません。

      設置可能の判定の場合、「 ソリッドガラスSC設置による熱割れの可能性はきわめて低い 」とお考え下さい。

    Q: 「設置可能とされたペアガラス」に熱割れする可能性が残るのはどういう理由からですか?

    A: それは、リスクの変動が起こるからです。

      例えば、隣家が改築し、建物の影の当たり方が変わった。とか、 家具を移動して、窓に近づけてしまった。等、リスクは常に一定とは限りません。

    ・いつもは、カーテンを窓から離しているのに何かの都合で近づいてしまっていた。
    ・エアコンの冷温風がガラス面に向いて吹き付けていた。 なども起こり得る事だと思います。

     他にも確率は低いのですが、「 ペアガラスの端部にある僅かな傷 」によるリスクがあります。

     原板ガラスの切断工程でガラス端部には、マイクロレベルの傷が付きます。そして、「ペアガラスの製造」「運送」「サッシへの組込み」過程での振動や弱い衝撃により「強度に影響を与えるレベルの僅かな傷」まで成長する場合があります。

     この僅かな傷があると、そこに発生応力が集中し、「ガラスの強度(許容熱応力)」以下でもヒビが入りやすくなります。
    ※この傷については、板硝子協会の資料でも熱割れリスクを高める要因として挙げられていますが、 サッシ枠内に隠れるため、後からその傷の有無を確認する事ができません。

     ガラスメーカー、ガラスフィルムメーカー等の熱割れ計算は、主要なリスクの殆どを網羅し、充分な安全率をもって計算・判定していますが、それでも全てのリスクを含めて計算する事は困難です。

     この点につきまして、ご理解頂きます様お願い申し上げます。

    Q: 熱割れのリスクを下げる方法はありますか?

    A: あります。「カーテンに関するリスク要素」を変えれば、 ソリッドガラスSC設置前と同じリスクレベルにする事ができます。

    窓ガラスとカーテンの間の「 熱い空気 」が外に流れれば、ガラスの温度が下がり、 熱割れのリスクを大幅に下げる事ができます

      ソリッドガラスSC貼付けによってガラス中央部分の温度は、 設置前と比べて 5℃〜8℃上がります。

      ・厚手のカーテンと窓ガラスの距離を10センチ以上に広げた場合、 温度は、約5℃〜10℃下がります。

      ・その厚手のカーテンの裾を床から10センチ浮かすと空気の流れ(対流)が生まれ、 確実に約10℃下がります。

      ・厚手のカーテンを通気性の良いレースのカーテンに変更すれば、約15℃下がります。

      ・また、カーテンの裏地を黒いものから白いものに変えることで 温度上昇が緩やかになり、熱割れリスクを下げる事ができます。

     「ソリッドガラスSCの貼り付け」は、突出した熱割れリスクではありません。
    他のリスクレベルを下げれば、設置前のリスクレベルと同等にする事ができます。

  • ソリッドガラスSCの防音性について

    Q: ペアガラスから低音だけ聞こえてきます。ソリッドガラスSCを貼ると聞こえなくする事ができますか?

    A: 聞こえなくなるかは、騒音の音量次第ですが、ペアガラス特有の低音域共鳴透過現象と思われますので、 ソリッドガラスSCを設置する事で振動による共鳴が抑えられ、本来のガラスの防音性に近くなりますので、 低減効果は十分に期待できます。

    Q: 幹線道路沿いでペアガラスからのトラックの走行音に悩まされています。低音域でどの程度低減できますか?20年以上前のそんなに厚くないペアガラスです。

    A: 20年以上前の一般普及品[ガラス厚3mm+空気層6mm+ガラス厚3mm]でしたら、最低でも重低音域で約6〜8dB、低音域で8dBの低減効果が期待できます。ただし、ガラスのサイズにより共鳴透過する周波数が若干ずれますので、防音効果が上下する可能性があります。

    Q: Low-Eの遮熱型のペアガラスですが、防音効果はあるでしょうか?厚さは、外側5mm、内側3mm、空気層は6mmです。

    A: 効果は、充分に期待できます。すでに異なるガラス厚の組み合わせですので、共鳴透過現象は、少ないと思いますが、単板ガラス8mm厚よりは低音域から中音域においては劣っています。このペアガラスにソリッドガラスSCが設置される事で「5mm厚+空気層6mm+(3mm厚+中間膜+5mm厚)」の防音合わせペアガラスと同じ構成になりますので、5〜6dBの防音効果の向上が予想されます。

    Q: 腰高の窓(ペアガラス)に防音カーテンを付けています。御社のソリッドガラスSCを貼り付けると効果はありますか? 窓用の防音パネルにしようか迷っています。

    A: 効果は十分期待できますが、ペアガラスに防音カーテンという組み合わせが、すでに「熱割れのリスク」を充分に抱えていますので、これにソリッドガラスSCを設置するのは熱割れリスクを更に高める事になりますので、設置されないほうが良いです。まして、窓用の防音パネルを設置すれば、ペアガラスと防音パネルの間の空気が異常に高温になり、熱割れリスクは最高に達しますので防音パネルの設置はお勧めしません。

     熱割れリスクを回避しつつ防音性を向上させるのであれば、まず、防音性を低下させても 防音カーテンの通気性を向上させ、ソリッドガラスSCを貼れるだけのリスクマージンを作る必要があります。

  • ソリッドガラス [単板ガラス用]
    防音性について

    Q: ソリッドガラスの規格品だけ貼った場合、防音効果は期待できますか?

    A: 最低でもガラス面の75%は貼らないと防音効果は期待できません。 規格品のみ貼ってみて効果が不十分なら受注品で残りの部分を埋める段階的な設置も可能です。

    Q: 3ミリ厚のガラスにソリッドガラスを貼った場合、防音性能はどの位になり、何dB向上しますか?

    A: 3ミリ厚ガラスを含めたトータルの質量は約3倍となり、音響透過損失は 約 35dB [ 500Hz時 ]になります。ソリッドガラス貼り付けによる向上値は、12〜13dB [ 500Hz時 ]となります。
    ご注意:dBという単位は対数単位です。

    詳しくは、防音性能と重さの関係 新しいタブで開きます。をご覧下さい。

    Q: 窓が3ヶ所あります。全部の窓に貼らないと効果はないのでしょうか?

    A: 一部の窓にソリッドガラスを貼ると、貼った窓だけ音の伝わりが小さくなります。 しかし、貼っていない部分から音が入ってきますので部屋全体としては期待するほどの効果にはなりません。

    ※試しに1ヶ所だけ貼り、防音性の違いを確認されてから残りの窓に貼るのも一つの方法です。

    Q: ソリッドガラスの継ぎ目の部分から音漏れしませんか?

    A: 高音域の音は、隙間からの侵入が多いのですが、透過性が弱いので既存のガラス面では相当量が低減されます。ソリッドガラス同士の継ぎ目からの音漏れは若干ありますが、全体的には充分な防音効果を維持しています。向上値のグラフからご判断下さい。 [ 向上値グラフ ]新しいタブで開きます。
      一方、低音域の音は、ガラス面全体を揺らし押すように透過してきます。 ソリッドガラスは、この低音域による振動を「制振層と細分化」で抑制し、質量則による防音効果を最大限発揮させることを目的としています。
      「継ぎ目のないソリッドガラス」と「細分化したソリッドガラス」で防音効果の比較をしましたが、継ぎ目のある細分化されたほうが振動が抑制され防音効果も高いです。

    Q: 5ミリ厚のガラス窓にソリッドガラスを貼り、さらに防音カーテンを設置した場合、どの位騒音を低減できますか?

    A: 防音カーテンの仕様を
    @重さが1.5kg/u以上の防音カーテン。
    A音漏れとなるスキマがないように設置。
    B窓と防音カーテンとの距離が 15センチ以上ある事。
    とした場合、低減量は 13〜15dB程度[ 500Hz時 ] になると思います。
    ■防音カーテンの構造上、スキマを全くなくすることは困難ですので、現実的には、12dB程度の低減になると思います。 また、防音カーテンでは低音域の軽減は困難です。
    ※防音カーテン選択のポイントは、質量[ kg/u]がどれくらいあるか と「密閉性」に工夫があるかどうかです。

    Q: 内窓を設置したのですが、車のマフラー音が残って耳障りです。御社のソリッドガラスを内窓に貼り付けて、この低音を低減できますか?

    A: 低減できます。
    ソリッドガラスは、振動抑制により、低音域をムラなく低減させる事ができます。
    ただし、内窓が樹脂枠の場合、枠の強度不足の恐れがあるため、 外側のアルミサッシ窓の室内側に ソリッドガラスを貼り付けなければなりません。
    詳しくは、窓ガラスに設置した場合の効果 新しいタブで開きます。をご覧下さい。

    ※ 2重サッシのように空気層を使う防音では、空気層の厚さによっては、低音域の防音性が向上しない場合があります。
    詳しくは、空気層と防音性能 [ ガラス窓の場合 ] 新しいタブで開きます。をご覧下さい。

    Q: ソリッドガラスを糊でくっ付けても防音効果がありますか?

    A: 効果があります。
    理想的には、全面をくっ付けてガラス面により密着させるほうが良いのですが、安全な除去が不可能になりますので上部のみを両面テープでの保持としています。重要な点は、
     ・既存のガラスに充分な質量が付加される事。
     ・制振層が窓ガラス面に触れている事です。
    その為、ソリッドガラスの[ 制振層と不織布を含めた厚さ]を[ 両面テープの厚さ(SG-A) ]と同じ0.5ミリになるようしています。

  • ソリッドガラスの設置について(共通)

    Q: 専門知識がなくても設置する事ができますか?

    A: ソリッドガラスは、初心者でも設置できます。 詳しくは、ソリッドガラスの設置手順 新しいタブで開きます。をご覧下さい。

    Q: 両面テープでの設置に不安があります。 今まで剥がれ落ちたような事例はありますか?

    A:発売後から約200件ほどの設置件数で一度も剥がれ落ちた事はありません。

    VHB両面テープの保持力については、以下のサイトで紹介されていますので、ご覧下さい。
    https://www.youtube.com/watch?v=U2vbR34jBzk 新しいタブで開きます。

    Q: 幹線道路が近くにあり、振動があります。 貼ったソリッドガラスがはがれる事はありませんか?

    A: ソリッドガラスが振動で落ちることはありません。 両面テープ基材のアクリルフォームが振動を吸収し、保持力に影響を与えません。

    Q: 賃貸住宅に住んでいます。窓ガラスにソリッドガラスを貼って、部屋を退去する時に元に戻せますか?

    A: 元に戻せます。 ソリッドガラスに採用している両面テープは、経年による変質・接着強度の劣化がほとんど起きません。ただし、強い保持力によりガラス面に両面テープが残こる場合がありますが、除去の方法が確立していますので、問題なく原状回復できます。 詳しくは、ガラスに付いた両面テープの除去方法 新しいタブで開きます。をご覧下さい。

    Q: 除去したソリッドガラスを転居先で使いたいのですが、可能でしょうか?

    A: 可能です。
    古い両面テープを除去し、新しい両面テープに貼り替える事で再利用できます。 詳しくは、ソリッドガラスの両面テープの除去方法 新しいタブで開きます。
    ソリッドガラスの再利用方法 新しいタブで開きます。をご覧下さい。

    また、不要になったソリッドガラスは、弊社で引き取ります。 詳しくは、 ソリッドガラスの再資源化 新しいタブで開きます。をご覧下さい。

    Q: ドアにソリッドガラスを貼る事はできますか?

    A: ソリッドガラスに採用されている両面テープは、ガラスに貼る為に選定されています。
    ドアの表面材質には様々な種類があり、ソリッドガラスを定着させる事ができない場合があります。
    また、保持できたとしても将来はがす際にドアの表面層を引き剥がしてしまう危険性もありますので、 [ ドアには貼る事はできない ] とさせて頂きます。 どうかご理解頂けますよう宜しくお願い申し上げます。

    ● ガラス製のドアなら問題なく設置できますが、自動ドアの場合、重量増により、動かなくなる可能性があります。

    Q: 普通のサッシです。 ソリッドガラスの重さにサッシは耐えられますか?

    A: 耐えられます。
    一般的な掃き出し窓(1.8m×1.8m )の場合、約50kgの荷重に耐える事ができます。( サッシ1枚当り )
     ソリッドガラス貼り付けによる重量増は、サッシ1枚当り約14kgです。 既存のアルミサッシ(ガラス含む)がたとえ20kgであったとしても合計で35kg以下となり、充分耐えられます。

    ※ JISの性能試験で戸車の[耐荷重20kgの認定]を取るには、その2.5倍[50kg]の重量試験をパスしなければなりません。 ( JIS規格 A 5545 : 2011 [サッシ用金物] )

    ご自身の体重をかけてサッシが開閉できるなら大丈夫ですが、 開閉にガタツキがある場合は、必ずサッシの調整を行ってからソリッドガラスを設置して下さい。 重量増により開閉できなくなる恐れがあります。

    サッシの調整方法 新しいタブで開きます。

    Q: 網入りガラスにひび割れがあります。ソリッドガラスを貼る事は無理ですか?

    A: ソリッドガラスを設置する際、ガラス面に5秒間押し付けます。
    ひびが入っていると押し付ける力によってそのひびが伸びてしまう可能性があります。
     ただし、ひびが端から端まで到達していて網入りガラスなら、ソリッドガラスを設置してもこれ以上の破損はないと思われます。

    Q: 誤って貼り付けた場合は、貼り直しは容易にできますか?

    A: できます。
    ただし、保持力的には、2回までの貼り直しが限度だと思います。  詳しくは、 ソリッドガラスの貼り直し方法 新しいタブで開きます。をご覧下さい。


  • ■ ご利用者様からの声 ■


    今回小さな質問にも丁寧に答えて頂いたので、納得して購入することができ、無事に防音問題も解決しました。 ありがとうございました。

    ・騒音: 隣室からベランダを介しての子供の声

    ・構造・窓の仕様:RC造 / 共同住宅 / 掃出し窓

    ・設置内容:ソリッドガラス プレーン / 平滑用 + 凸凹用


    お世話になります。 購入後1ヶ月程度での使用感のレビューになります。
    ■環境
    ・線路沿いから15m程度、鉄筋コンクリートタイプのマンション (車はほぼ通らない)
    ・80×170cmの窓2枚に対し、ソリッドガラス+P型防音テープ使用
    ・測定には窓から1mの場所で"TOPTES:TS-501B"を使用

    測定結果
    ■平常時:
    ・対策無し:40-41dB
    ・ソリッドガラス:39-40dB
    ・ソリッド+P型:39-40dB
    ■各駅通過時:
    ・対策無し:52-53dB
    ・ソリッドガラス:47-49dB
    ・ソリッド+P型:42-43dB
    ■急行通過時:
    ・対策無し:55-57dB
    ・ソリッドガラス:50-52dB
    ・ソリッド+P型:45-47dB

    結論としては防音効果を感じており、 購入させていただいて良かったと感じております。

    ・騒音: 鉄道騒音

    ・構造・窓の仕様:RC造 / 共同住宅 / 掃出し窓

    ・設置内容:ソリッドガラス スクエアドット平滑用(販売終了) + P型防音テープ


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