自分でできる防音-アン・ノイズ

■ 窓に貼る防音材 ソリッドガラス / 設置手順 (旧製品:SG-718+717)

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■ ソリッドガラス 設置手順 [ SG-718 & 717 ] ■  販売終了品

  • このような窓を例として設置手順を説明します。

    ソリッドガラス / 設置手順の概要

    下からソリッドガラスを貼っていきます。

    ※再湿のりが最適な粘度に調整されているため、積み上げて貼る事ができます。

  • ■ ソリッドガラスの貼付けは、各ガラス面毎に行います。■

    ソリッドガラス / 設置手順 値注意事項

    まとめて保護シートの貼付けを行うと
    次のガラス面にソリッドガラスを貼り付ける頃には、
    再湿のりが乾燥して定着できない場合があります。

    ● 保護シートを貼付けた面は、1時間30分以内にソリッドガラスを貼り終えます。
    ※ ゆっくり作業しても 150枚以上貼れる時間です。 ( 1分で2枚は貼れます。 )

    貼り付け中は、扇風機などで風を当てないで下さい。
    再湿のりの乾燥が早まります。

■ 設置前の準備■

● 用意するもの。

  • ・アイスピック ※
    ・ティッシュペーバー
    ・パテヘラ (無料サービス中 )
    ・定規(15cm以上)
    ・ゴミ袋、又は レジャーシート
    ・霧吹き ( 貼付け時には、使いません。 )

  • 用意するもの

    ※ 先が鋭利で硬い物なら、なんでも構いません。
    [ 千枚通し、 長さ4cm以上の釘、細めのマイナスドライバーなど ]
    アイスピックは、100円ショップで入手できます。

-次のような場合、建具調整が必要です。-

  • ・建付けにスキマがある場合。 ( 音漏れの原因となります。)

    ・開閉のたびにガタガタする場合。 ( ソリッドガラスを設置すると開かなくなるおそれがあります。)

    ● 建具の調整方法 ●

    【網戸の調整】新しいタブで開きます。【サッシの戸車調整】新しいタブで開きます。【外れ止めの調整】新しいタブで開きます。【サッシの外し方】新しいタブで開きます。

    * * * ご注意 * * *
    ガラスが破損している場合やサッシが外れそうな場合は、設置できません。
    またソリッドガラスは、室内専用です。室外側には設置できません。

■ 設置前にしておく事  ■

■ ガラス面の掃除

  • 水拭きします。

  • ガラス面を水拭きします。

    ガラス面が汚れていると接着性が弱くなり、
    剥がれ落ちる事があります。

    洗剤を使う場合は、洗剤があまり残らないよう
    最後に水拭きしてください。

■ サッシレールの保護

  • ティッシュペーパーを詰めます。

  • ガラスビーズがサッシのレール部分に
    入り込まないようティッシュペーパーを
    しっかり詰め込みます。

    右側は、隙間が狭いのでテープでも構いません。

■ 床面の保護

  • 床面を保護します。

  • ゴミ袋をカットして敷き、床面を保護します。

これで設置準備は完了です。

■ 保護シートの貼付けについて

  • ソリッドガラスの設置作業のなかで、保護シートの貼り付けが、一番重要な作業 になります。
    作業の難易度を低くするため、手順が多くなっていますが、説明の通りに保護シートを貼って頂ければ、
    短時間で確実にソリッドガラスを貼り付ける事ができます。

    ※この説明用の窓の場合、設置にかかる所要時間は、1面当り、保護シートの貼り付けに15分、

    ソリッドガラスの貼り付けに8分程度 (2面で約1時間 )で、 設置前の準備などを含めるとトータルで 1時間30分程度となります。

■ 保護シートに貼り付けてあるラベルを確認して下さい。

  • 保護シート

    ※再湿のりは粘度が高く 保護シートを透過させるのに時間がかかるため、再湿のりを2つに分けて両側からしみ込むようにしています。

  • 《 ラベル拡大 》

    ラベル説明

    表示数値は、保護シートの寸法です。
    ※縦横ともガラス寸法より1cmずつ大きくなっています。
    ■ガラスの表面を確認します。
    ※平滑と凸凹では再湿のりの量が違います。

01 )ガラス面に再湿のりを塗ります。
 ( 再湿のりの"小"を使用)

  • ● 再湿のり[小]の袋の端を切ります。

    袋の端を切ります。

    直線にカットするとガラスに押付けた時に
    のりが出にくくなりますので、
    角にカット
    します。

  • @袋をしぼって再湿のりの[小]全部
    ガラス面に塗り付けます。

    全面に塗りつけます。

  • Aヘラを寝かせて、
    なでるようにのりを均します。

    ヘラの使い方

    ヘラに付いたのりは、ふき取らず
    下から上に塗り付けます。

    ヘラを 上から下に動かすと のりが落下します。

  • 面取り側
    のりを均します。

    のりのならし方水の吹き付け、厳禁です。

    ■ 保護シートの貼り付け中は、 水を一切使わないで下さい。
    水を吹き付けると粘度が低下し、ソリッドガラスを保持できなくなります。

02 ) 保護シートを貼ります。

  • 保護シートの貼り付け手順1

    @位置を合わせ、上部を軽く圧着します。

    保護シートの貼り付け手順2保護シートの貼り付け手順3

    保護シートの余分は、サッシの枠に収まります。
    ※保護シートは伸縮性があります。 強く引っ張って貼るとはみ出る事があります。 その場合は、ソリッドガラスが 乾燥固着した後にハサミかカッターで切り取ります。

  • 保護シートの貼り付け手順4

    A下部を軽く
    引っ張って
    圧着します。

    B中央から外に広げ、
    保護シート全体を
    定着させます。
    ( シワがのびます。 )

    ※再湿のりの粘度が高いため、保護シートをゆっくり透過するので、強く押付けない限り、のりが手に付くことはありません。

03 ) 保護シートの上から 再湿のりを塗ります。( 再湿のりの"大"を使用)

  • @再湿のりの[大]全部
    保護シートに塗ります。

    全部使用します。

  • Aのりを全面に塗り広げ、保護シートの端に折り目を付けます。

    のりを塗り広げます。

  • ◆保護シートの端部に
    折り目を付けます。

    ヘラで折り目を付けます。

    ヘラ先を押付け、横に滑らせると
    簡単に折り目が付きます。

  • B付属の3角ヘラでのりを均します。

    3角ヘラを使用します。

  • - 波型3角ヘラ -

    3角ヘラの説明

    のりの山ができ、塗布量が平均化されます。

  • これで保護シートの
    貼付けは、完了です。

04 )ソリッドガラスの貼付け

  • ● 貼付けの順序 ●

    左上から貼っていきます。

  • エアパッキンを敷くと破損し難いです。

    梱包のエアパッキンを敷き、
    その上に置きます。

    ご注意:濡れた手でソリッドガラスを
    取り扱わないで下さい。

  • @ 1枚目の貼り付け。

    ガラスビーズの粒が付いていれば、手で払い落とします。

    手で払い落とします。

  • しっかり持てれば、どんな持ち方でも構いません。

    しっかり持てればどんな持ち方でも構いません。

    左下から貼ります。

  • ■ 圧着します。■

    圧着時間は、10秒から15秒です。

    ● 動かさず、 10秒間 強めに押し付けます。●

    凸凹ガラスの場合は、接触面が少ないので、
    15秒間 押し付けます。

    再湿のりの水分を吸収し、
    保持力が高まります。

  • ■ 隅のゴムが当る場合。

    硬いものでソリッドガラスの
    少しずつ砕きます。

    簡単に砕けます。

    砕き過ぎた場合は、乾燥固着後、付属のペースト状ソリッドガラスでスキマを埋めます。

・ 2枚目以降。

  • 圧着します。矢印右

    矢印下

  • 念押し

    2段目も同じ貼り方ですが、貼った後に、
    下のソリッドガラスを
    約3秒、"念押し"
    します。

    ※ 保持力が高まります。

    より定着します。

  • 圧着と念押しの繰り返し

    "圧着"と"念押し"を繰り返し、
    端部以外を全て貼ります。

    ※裏面にガラスビーズの粒が付いていないかの確認を忘れないで下さい。

05 ) ソリッドガラスのカット。

  • @ 定規でAの長さを測ります。

    ソリッドガラスのカット手順A1

  • 長さに合わせてカットします。

    ソリッドガラスのカット手順A2

    A Aの長さにマーキングし、オモテ面からアイスピック※等で2回削ります。
    ( 浅い溝ができます。 )

    B 机などの角にカットラインを合わせ、上から力を加えると簡単に折れます。

  • ソリッドガラスのカット手順A3

    同様の手順で必要枚数をカットします。

    ご注意: カットされた片割れを使う場合は、
    片割れを持って上から力を加えてください。 下に落とすとバラバラに割れてしまいます。

    ※アイスピックの他に使えるものは、千枚通し、長さ4センチ以上の釘、細いマイナスドライバーなどです。

● Bの長さでカット。

  • @ 定規でBの長さを測ります。

    ソリッドガラスのカット手順B1

  • ソリッドガラスのカット手順B2

    A Aと同様に 枚数分カットします。

● タテ A ×ヨコ B の長さでカットします。

  • ソリッドガラスのカット手順 A×B[1]

  • ソリッドガラスのカット手順 A×B[2]

  • ソリッドガラスのカット手順 A×B[3]

- 全て SG-718 で貼る場合。-

  • 全てソリッドガラスで貼る場合1

  • 全てソリッドガラスで貼る場合2

06 ) 端部の貼付け。

  • 今までと同じ手順で貼付けます。

    端部の貼り付け1

  • 端部の貼り付け2

    本来の側面がソリッドガラスに接するように貼ります。
    ( カットした側は、面が荒れています。 )

  • ○ ソリッドガラスが はまらない場合 ○

    金属部分で削ります。

    当っている部分をアイスピックで削り落とします。

    勢いよく削るとガラスビーズが目に入る事がありますのでゆっくり削ります。

    削らないで無理にはめると下部のソリッドガラスに負担を掛けてしまい、定着不良の原因になります。

    ( はまらない部分の幅が1センチ以上ある場合は、通常の方法で再カットします。 )

■ 施錠部分があたる場合。

  • 施錠部分が当る場合

  • 施錠部分

  • ソリッドガラスが施錠金具にあたる場合は、その部分のソリッドガラスを軟化させ除きます。

    ◆ スプーンをご用意下さい。
    ( ソリッドガラスに有害物質は含まれていませんので洗えば再度使えます。 )

◆ 水をつけて、部分的に軟化させます。

  • スプーンですくい取ります。

    @ 当る部分に オモテ面から水を付けて、1分ほど待ち、スプーンで取り去ります。

    ※水を付けた部分を、スプーンの裏でこすりつけると早く軟化します。

    ※取りきれなかった場合は、また水を付けて軟化させます。

    A 今までと同じようにガラス面に圧着します。

  • これで、この面の貼り付けは完了です。

    貼り付け完了です。

05 )残りの面も同じ手順で貼付けます。

  • 他の面も同様の手順で貼り付けます。

  • 貼付け完了後、8時間以上放置してから スキマを埋める作業を行います。※保持力が高まってから作業します。

    ■ 結露が発生しやすい部屋の場合、 この8時間の間、窓を1センチほど開けるか、扇風機などで換気をして 結露を防ぎ、乾燥を早めて下さい。 ( 特に秋〜冬の期間 )

    下部のティッシュペーパーはまだ抜きません。

06 )スキマを埋めます。 ( 貼付け完了から8時間以降〜 )

  • 付属品の「ペースト状ソリッドガラス」と
    「三角ヘラ」を使って大きめのスキマを埋めます。

    大きめのスキマの処理

    大きめのスキマがある部分 ↑

  • ◆ 付属品のペースト状ソリッドガラス

    付属品

    乾燥するとソリッドガラスになります。

    ●三角ヘラは、波型3角ヘラを分離して使用してください。

    ● 約 50回、揉んでから使用します。
    良く揉む事で高分子の粘着性が復帰します。

  • @ スキマに近距離で水を吹付け、
    1分程 待ちます。

    スキマの処理水の吹付け

  • A ペーストの袋の端を切ります。

    ペースト状ソリッドガラス

  • B 袋をしぼり、ペーストを
    スキマに入れます。

    隙間に入れます。

    C 三角ヘラで
    ならします。

    ※スキマを埋めた部分は透けたようになりますが、乾くとソリッドガラスと同色になります。

  • ■ 小さいスキマがある場合。
    ( 1ミリ未満 )

    小さいスキマの処理

  • @ スキマに軽く水を吹付けます。

    霧吹きで水を吹き付けます。

  • A 袋をしぼり、ペーストを
    スキマに入れます。

    ヘラでならします。

    B 指先ですりつけ
    隙間の中に
    押し込みます。

  • * * * 残りの面も同じ手順でスキマを埋めて作業完了です。 * * *

    これで作業完了です。

    作業完了後、ティッシュペーパーを抜き、床面の養生を撤去します。

    6時間程度で安全に開閉できる強度になります。

    ( 水分を含んで透けている部分は、12時間程度で乾燥し同色になります。 )

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