遮音(防音)シートの防音性能
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■ 防音性能:14dB [500Hz時]
[ 面密度:1.7kg/u ]
遮音シート 1枚としての
防音性能はそれ程高くありませんが、
重ねる事で防音性能を向上させる事ができます。 -
重ね枚数による防音性能の違い

枚数(重さ)が倍になると
約4〜6dB防音性が向上します。上記グラフの数値データ
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軽量の壁に設置した場合の
防音効果 [ 1枚〜4枚重ね ]( 直貼りによる低減値 )

既存の壁に遮音シートを直に貼り付けた場合、
遮音シート分を足した合算重量がその壁全体の防音性能となります。[ 質量則 ]石こうボート壁[18kg/u]に遮音シート1枚[1.7kg/u]を貼っても
9.5%程度の重量増にしかならないため、上記のような防音効果(低減値)になります。より高い低減値を求めたい場合は、
壁から離して防音材を設置する
2層式の防音方法をご検討下さい。
2層式とする事で
質量則以上の低減値を得る事ができます。2層式のポイントは、
・壁との距離(中空層)が適切で、内部反響による共振(太鼓現象)が起こりにくい制振性がある事。
・2層目の質量(面密度:kg/u)が適切である事 です。
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遮音シートで低減できる音
木造住宅、鉄骨造などの[ 軽い壁 ]や[ 軽い床 ]から伝わってくる空気音。
( 外部音も含む )話し声、 その他の生活音、 道路騒音、 オーディオ機器からの音楽※
◆最低でも2枚以上の重ね貼りが必要です。
※スピーカーが床に直置きされている場合、音の一部が固体音と なっていますのであまり低減させることができません。また、重低音、低音は、遮音(防音)シートの重ね貼りだけでは不十分です。
ドアから伝わってくる空気音。
( ドア面に貼り付け )話し声、 その他の生活音、 道路騒音、 共同住宅[内通路]での他のドアの開閉音※
◆最低でも3枚以上の重ね貼りが必要です。
※ドアの開閉音は、建物を振動させる固体音と通路から伝わる空気音です。 空気音の部分は低減させる事ができます。
また、ドアの上下左右には、 スキマがありますので、 開閉に支障のない範囲で戸当りテープや粘土などでスキマを埋める必要があります。窓から伝わってくる空気音。 ( 窓に貼り付け )
話し声、 その他の生活音、 機械音、 道路騒音※
※低音マフラー、大型トラックの排気音、エアコンの室外機の音は、遮音(防音)シートではあまり低減できません。
また、遮音(防音)シートで窓を塞ぐ方法は、採光、換気、避難など、窓としての機能が全て失われます。 -
遮音シートで低減できない音
コンクリート製の壁から伝わってくる空気音。
話し声、 道路騒音、 オーディオ機器からの音楽、その他生活音
既存コンクリートの重量に比べて、遮音(防音)シート貼り付けによる付加重量が少なすぎる為、効果は殆んど期待できません。
コンクリート製の壁から伝わってくる固体音。
ドアの開閉音、機械音、オーディオ機器からの重低音※、その他生活音
※スピーカーが床に直置きされている場合、固体音となっていますので低減させる事が非常に困難です。
コンクリート製の床を通して伝わってくる固体音。
歩行音、機械音、オーディオ機器からの重低音、その他生活音
特に階上からの歩行音や重低音は、天井に防音材を効果的に設置する事が困難です。
木造住宅、鉄骨造での上階からの歩行音。
歩行音は、建物の躯体を振動させる固体音の為、効果は期待できません。
木造住宅、鉄骨造、鉄筋コンクリート造での給排水音、エレベーター音、空調音。
歩行音、機械音、オーディオ機器からの重低音、その他生活音
建物に固定されている設備からの音は、固体音の為、効果は期待できません。
どこから聞えているのか分からない音。
音の方向性が感じられない場合、音の回り込みや固体音の可能性が高い為、効果は期待できません。
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遮音シートの直貼りで低減できるのは、
空気伝播音で中音域から高音域の騒音です。低音域、固体音の騒音対策
単体の防音性能は 27dB [ 面密度 11kg/u ]
※弊社、遮音(防音)シート6枚重ね以上に相当します。既存の壁を傷付けないで設置できる防音材です。

![壁の防音材ノイズクリアは、重低音・低音、固体音に対応する防音材です。防音性能は27dB[500Hz]。5層構造による振動抑制と面密度 11kg/uの質量で低音から高音まで低減させます。また、高密度フェルトによる伝達抑制により固体音の低減が可能です。](../sound/img/sb09.jpg)
